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auはなぜiPhone 5 のLTEエリア誤表記を今更謝罪したのか

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photo credit: Gadgetmac via photopin cc

auは先日、自社カタログやホームページ上に記載していたLTEエリアの表記に誤りがあったと発表しました。

KDDI/沖縄セルラー電話「モバイルデータ通信サービス【広告に関するお知らせ】」(回収・無償修理等の情報)_国民生活センター

モバイルデータ通信サービス「au 4G LTE」を提供するにあたり、上記において「4G LTE (iPhone 5含む) 対応機種なら」、「受信最大75Mbpsの超高速ネットワークを実人口カバー率96%に急速拡大。(2013年3月末予定)」などと記載しましたが、実際には、iPhone 5は対応機種に含まれておりませんでした。

auはLTEサービスを800MHzおよび2100MHzで展開しており、これらの合算の人口カバー率が96%という数字なわけですが、iPhone 5 は2100MHzにしか対応しておらず、上記のカバー率が当てはまらない。にも関わらずそれを明示せず、あたかもauのiPhone 5 はLTEエリアが広いと誤解させる表記をしていたというわけです。


実はこのカタログやHPの誤表記については、ネット上ではかなり早い段階で指摘されていました。

[au]KDDI au、au 4G LTEのエリアマップを公開したのですが・・・Macと過ごす日々 | Macと過ごす日々

疑問なのは、なぜ今になってauは公表&謝罪を行ったかという事です。



まず前提として、auは早い段階でこの問題について認識していた可能性が高いという点があります。

実際にauのカスタマーサポートにLTEエリアの表記が間違っているのではないか?と問い合わせしたユーザーもいたようです。auはこれに対して「御指摘ありがとうございました。結果を関係部署にフィードバックします」という回答を行っていた模様。つまりauが誤表記について今まで何も知らなかったと主張するのは無理がある。またHPの方は2012年の12月の段階で該当箇所をごっそり削除しており、少なくともこの段階において確実に社内で問題の共有はなされていたはず。

それにも関わらずここまで発表が遅れた真相はauのみぞ知るといった所ですが、少なくともiPhone 5 発売直後の段階でエリア誤表記を訂正しなかった理由だけは分かります。

一般的に日本国内で販売される携帯電話はリリース直後が最もよく売れるそうで、発売後3ヶ月間で累計販売数の8割ほどを占めるんだとか。コンスタントに売れ続けるiPhoneであっても初動の売上が占める割合が高い事は想像に難くありません。auとしては何としてもここを抑えたかったのではないか? ゲタを履かせてでもソフトバンクとのiPhone獲得合戦を乗り切りたかったのではないか? そう捉えられても仕方が無い状況にあると、私は考えます。


実は同様にiPhone 5 を取り扱うソフトバンクでも、LTEエリアを詐称していた疑惑がありました。

孫さんどうなってんの!? ソフトバンクのエリアマップでLTEが縮小!!: iPhone+iPad FAN (^_^)v

これはこれでひどい話ですが、エリアマップ公開から訂正までの期間が比較的短かった事、また日程の再調整により場所によっては当初の予定通りの時期にLTEが開局された所もあった事からそれほど大きな問題にはならなかったようです。

しかしauの場合は公開から約半年間もこの問題を放置していました。この期間、auのiPhone 5 を契約した人数はBCNランキング等で売上の上位をキープしていた事からも相当の数になるでしょう。しかもauは訂正後の現在も、iPhone 5 LTEの正確なエリアマップや人口カバー率を公表していません。


ルール違反したプレイヤーには然るべきペナルティを

日本ではiPhoneを購入する際に選択出来るキャリアはauかソフトバンクの2社。料金面やハードウェアはほとんど変わりがないこの2つを選択する際にユーザーが重要視するのは回線環境だと思います。

auはこの最も重要な点においてユーザーを錯誤させた。意図的ではないと信じたい所ですが、半年間も問題を放置したままユーザーを取り込み続けた事実を前には、それも苦しい。

本来店舗契約がほとんどの携帯電話はクーリングオフの対象外とされていますが、今回の事案は景品表示法でいう優良誤認であり、利用期間に関わらず無条件の解約に応じる責務がauにはあると考えるのが妥当でしょう。新聞で謝罪広告を出されても、当人の電波が改善するわけではありません。

また今回auがやらかした失態は該当ユーザーが多大な迷惑を被るだけでなく、業界全体の信用失墜にも繋がりかねません。「どうせエリアマップや人口カバー率なんてテンプラなんでしょ?」とユーザーに思われてしまえば、電波環境を良くしようと真面目に取り組む人々がバカみたいじゃないですか。それはどう考えてもおかしい。

今後auがこの問題にどのような対応をとっていくのか。自称携帯ジャーナリスト(笑)の面々がこの問題になぜか沈黙していますが、当ブログでは今後も注目していきたいと思います。


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