先日職場の先輩が、ドコモのXperia Zでスマホデビューを果たしました。周りが次々とiPhoneやAndroidへと機種変更する中でも頑なにガラケーを使い続けていましたが、スマートフォンの魅力には抗えなかったようです。
私「Xperiaですか。カッコいいすね」
先輩「やっぱり?(笑) でも使いこなせてないんだよなぁ。」
私「メールはどっちを使うんですか?」
先輩「どっちって?」
私「ドコモのメールかGmail」
先輩「ジーメール?何それ」
私「いや、初期設定の時に作ったでしょ?」
先輩「初期設定は店員さんに全部やってもらったから分かんない。パスワードは紙に書いて渡されたけど、それの事?」
なん・・・だと・・・。
とんでもねーショップもあるもんだなと、インターネットで調べてみると、同じ様な事例があるわあるわ。しかもかなり前から。
どうやらAndroidの申し込み時にGoogleアカウントの作成を委託する書類が存在するようです。よく見るとご丁寧にパスワードを忘れた時の秘密の質問まで記入させる徹底ぶり。またiPhoneの契約の際も同じようにApple IDの作成を店員が代行する事例もあるとの事。
何だこの危険な風潮。
スマートフォンのアカウントが他人に悪用されるとどれほど危険なのか。改めて検証してみましょう。
個人情報
アカウントに紐付けされている個人情報(住所・氏名・携帯番号)は基本的に丸裸。別のデバイスで復元すれば電話帳からは交友関係が、ブラウザのブックマークや履歴からは趣味嗜好を抜き放題。
アプリ
Androidなら外部からインストールされ放題。iPhoneの場合でもUDIDが分かればアドホック配信(App Storeを経由しない方法)で外部からアプリをインストールさせる事も可能。当然アプリのインストール履歴も筒抜け。
メール
アカウントで使用されるメールは外から見放題&送信し放題。またアカウントの個人情報を元にスパムメールや詐欺メールの格好の餌食に。
Googleアドセンスやアドワーズ
Googleアドセンスの登録があるアカウントであれば、広告料の振込先の銀行の変更が可能。またアドワーズで逆に有料広告を無断で出稿する事も可能。
思い付く限りざっと例を挙げてみましたが、他人にアカウントを握られるのがどれだけヤバいかはご理解頂けるかと思います。
また海外では他人にスマートフォンのアカウント作成をさせた事が原因でストーカー被害に合う事例が複数報告されており、大きな社会問題となっています。
アカウント=個人情報という認識を
初期設定をしたスタッフからすれば「ウチはちゃんとユーザーの同意は得てるし、それを使って違法な事なんかするわけない!」という反論もあるかもしません。
しかしユーザーの同意があろうとなかろうと、GoogleアカウントやApple IDを店員が代わりに取得したりパスワードを入力する行為は通信キャリアは明確に禁止しているはず。また紙ベースで無造作に処理されている事からも、(一時的とはいえ)知り得た個人情報を適切に管理・運用しているとはとても思えません。即刻止めて下さい。
しかし本当に問題なのは、GoogleアカウントやApple IDの作成を人に委ねる事がどんな危険かを当の本人が理解していない事にあるのかもしれません。「仲の良い友人はもちろん、他人にスマートフォンのアカウントを知られた場合は個人情報がオモチャにされる」ぐらいの認識を持つべきだと私は思います。
あなたの周りで最近スマホに機種変更した方にも、似たような事例はありませんか?
Google IDやApple IDをショップに任せっきりにしてしまう危険性はよく分かります。
ただ、これをやっているショップ側を無条件に責められないと思います。
私の推測ですが、スマホを販売し始めた頃にGoogle IDやApple IDの事をよく理解せず店員任せで登録し、後でID、PASSを忘れてショップに尋ね、ショップ側も保管してなかったのでクレームになったことがあるのではないでしょうか?
だから、ショップ側はトラブルを防止するために、記録を残しているんだと思います。
アカウントの重要性を理解できない人には、スマホを販売すべきではないですよね。
ドコモのホームページに記載がありますよ。
http://www.nttdocomo.co.jp/support/utilization/preparation/index.html
↑を見るとショップ側でアカウントを取得するような流れになってます。
家電量販店で携帯の販売をしている「なか」の人です。
本来なら契約し、開通テスト後はGoogleやアップルIDの設定をせずにお客様にお渡しするのがやり方です。
ただ、ブログ管理人さんのようなスマホリテラシーに強い人ばかりがお客様ではなく、実際にはお客様から求められてGoogleやアップルIDのアカウントを、お客様に説明しながらお客様自身が販売員の目の前でアカウントを決め、お客様が確認出来る格好で販売員が設定し、お渡しする流れが多いと思います。
これは比較的、地方でのお客様の年齢層が高い地域で多い傾向かと。
もちろん、お客様と一緒に決めたアカウント情報は販売店では一切収集、コピーする事はありません。
これは明らかにコンプライアンス違反となり、最悪、販売停止となります。
では、なぜ販売員がアカウント設定するような事になるのか。
それは、他の書き込みでもありますが、クレーム対策でもありますし、他の販売店との差別化。
そしてお客様ニーズ。
「あの販売店は売りっぱなしで設定してくれなかった」
このような話をたまに耳にします。
設定をせずに販売するほうが販売員も楽ですし、次のお客様の対応が出来ます。
キャリア側もGoogleやアップルIDのアカウント取得や設定方法の小冊子を準備して、お客様にお渡ししています。
それはつまり、お客様自身で設定して下さいと「暗」に訴えていると言う事。
それでも、「設定してほしい。」との声はものすごく多いです。
少し話はそれますが、色々な場所で携帯電話の契約は出来ます。
それだけ、競争も激しいです。
お客様の立場になり、親身になって相談に乗り、販売する。
それはクレーム対策や他の販売店との差別化もありますが、結局はお客様ニーズでもあると言う事を分かってもらいたいです。
駄文、失礼しました。
これは強制ではありません
あなたの先輩のように、何もわからない、でもスマホ欲しいという情弱ばかりなのです
そして、初期設定をしなければ、その情弱は怒り狂う
初期設定をすれば、批判される
店員が可哀想です。初期設定すらできない人はスマホもつ資格なし。
私は購入時に自分でやれますから大丈夫です。とお断りしましたよ。
あくまでも、サービスであり、それを受ける受けないは個人の自由です。
受けた人間は自ら個人情報を漏洩してるのですから、自業自得。
そんか非常識な店があるのか!と驚いたようですが、貴方の先輩が、まず非常識なわけですがそこは驚かないのですかね?笑
このような習慣を、一概に悪と決めつけるべきではないかと。
悪であるとしても、それは店ではなく、客側が悪ですね。そう習慣づけたのは、他でもない客ですから。
貴方がおっしゃる事も分かるのですが、
現実はちょっと違います。
お客様の質問で一番多いのがスマホとiPhoneてどう違うの?
というものです。
つまりスマホの定義すら分かっていない人ばかりなのです。
電話帳の移行だって今まではこちらでやっていたわけですから、
それを急にやらなくなったら不親切なお店と言われてしまいます。
2008年から10年ぐらいにかけては比較的ITリテラシーの高い方がスマホを購入していましたが、今は全く逆です。
この人は持たない方がいいのではという人も全然買っていきます。
あと、携帯ショップに対して個人情報の事を言い出したらきりがないですよ。
住所も生年月日もなにからなにまで画面に表示されるのですから。
実際に、最初に設定をせずに渡したところ半数以上が戻って設定方法が分からないと嘆いて再来店しました。
中には、返品したいという人も出てくる程です。
キャリアはARPUを上げたいが為に、スマホ人口を増やしたいようですが、そこには大きなギャップがあるんです。
設定は出来ればお客様にやってほしい。
でも、そうも言っていられない現状があります。
ショップの店員なんて、もとい販売元のソフトバンクを筆頭に全ての会社が信用に足るものではありません。
うんこ以下のクソ社員ばかりだと思います。
現にソフトバンクでは勝手にオプションを付けられ(2人で何度も確認済みなのに)、解除・返金を申し出るとたらい回しにされました(どの店が悪いか分からないらしい)
最後にはソフトバンクのサポートセンターに電話しましたが「そのショップが100万払うといえばソフトバンクが払わなくてはいけないのですか?」とキレられたくらいですから。
逆に理詰めで一つ一つ問い合わせると最後には「詐欺ですよね?」と聞くと「詐欺です」と認めました。
録音してある電話はすでに削除されていると思われますが(笑
中の人もノルマのためにやっているとしても、あまりにも悪質で詐欺会社にアカウントを丸投げするのは恐ろしい事だと思います。
それなら機械に疎い、高齢者などがスマホ買っても
初期設定は必ず自分でしてください。
わからなくてもご自分の責任でどうぞ
出来ないなら買わない方が良いのでは?
って店員さんに言われちゃうよね。