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話しかけると返事をする!? スマホ向け音声広告の近未来感にゾクゾク

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広告業界は従来のTVや雑誌のCMからインターネット広告、特にスマートフォンを媒体とするモバイル広告へとトレンドがシフトしているようです。大手広告代理店はiPhoneやAndroidユーザーを対象にO2O(Online to Offline)といったGPSを機能を利用したプッシュ型広告の展開に注力しており、実際に街中で目にする機会も増えてきています。

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ただこれもスマートフォンの画面を通じて商品やサービスを視覚的に訴える物であるという意味では、従来の広告手法と大きく変わる物ではないようです。

そんな中、iPhoneのSiriに使われている音声技術で一躍有名になったNuance社が、スマートフォンを利用した画期的な(見方を変えれば絶望的な)音声広告を発表しました。


こちらが実際のデモ動画。


なんだかエラい事になっていますが、分かりやすい利用イメージだと以下の様な感じでしょうか。

「この広告のビスケットのカロリーは?」

「一枚100Kcalです。この近くだと、ここから西に200m歩いた○○スーパーで特売中です。」

つまり録音された言葉をしゃべるのではなく、その広告の商品についてスマートフォン越しに消費者と会話をこなす事が出来る機能というわけ。


う~ん、すごい。


Nuanceはすでにアメリカの大手広告代理店と契約を交わしており、市場展開に向けて着々と準備中との事。近い内におしゃべりできる広告が北米を中心に広まっていくかもしれません。



売店のおばちゃんがいなくなる!?

またこの技術が真に優れているのは単なる広告業界に留まらず、様々な分野での応用も期待出来る点にあると私は考えます。

記事冒頭でも述べたように、Nuance社の音声技術はiPhoneのSiriというサービスで既に我々の身近にあります。しかしiOSの制約もあってか万能とまでは言い難く、せいぜい音声をトリガーとしたランチャー止りというのが現状です。しかし他分野に応用する場合は作り込み次第で大きく化ける技術ではないかと、今回のデモビデオを見て感じました。例えば自動販売機でコーヒーの好み(ミルクなし・砂糖たっぷり)を伝えたり、駅の券売機で目的地を伝えるだけで切符が買えたりと、一つの技術が我々の生活を大きく変える可能性を秘めています。

まるで映画の世界が突然目の前に現れたような錯覚を受けてしまいますが、動きの速い業界だけに日本でもそう遠くない時期に実現するかもしれないですね。


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