iOS7ではフラットデザインが採用される、見た目だけでなくアプリ遷移時のアニメーションも大きく変わりました。壁紙は傾きによって動く事で奥行きを演出しており、またアプリの切り替えやスリープ時のアクションがより強調され階層の違いを表現しています。
しかしこの変化に戸惑う人も少なくなく、AppleのサポートコミニュティにはiOS7にアップグレード後の不快感を感じる、いわゆる「iPhone酔い」とも言える症状が報告されています。 中には強い吐き気を感じて仕事を休んでしまったなんて人もいるそうで、穏やかではありません。
本日はそんな「iPhone酔い」に悩む方への対策を考えてみました。
視聴効果を減らす
壁紙に奥行きをもたせるために壁紙がiPhoneの傾きによって動く視覚効果は、設定で軽減する事が可能です。まずはこれを試してみましょう。
設定→一般→アクセシビリティ→視覚効果を減らす
壁紙の色を変更する
マルチタスクやアプリのスリープの時のアニメーションをOFFにする事は出来ません。ただよく使うアプリの背景色と壁紙の色を合わせる事で、アニメーション遷移に伴う「気持ち悪さ」は軽減出来るように感じます。ちなみに私はSafariをよく使うので背景を真っ白な物に変更しました。
脱獄を待つ
脱獄したiPhoneではFakeClockUpというアニメーションの時間を短縮する最強のTweakが利用できます。
iOS7の脱獄がいつになるのか、またこのTweakがiOS7をサポートするのかは現時点では分かりませんが、脱獄に抵抗の無い方は気長に待つしかないようですね。
フラットデザインの弊害か
iOS7のキモであるフラットデザインは、分かりやすい反面奥行きが感じにくいという欠点がありました。これを補完する為の視覚効果でありアニメーションの強調でしたが、前述のように賛否両論であり、世に本当のユニバーサルデザインなんて未だ存在しないんだなと実感しました。私自信は嫌いではないですが。
いずれにせよ、お困りの方は是非お試しを。