iPhoneを初めとするスマホが普及した昨今では、モバイルインターネットはもはや日常生活に欠かせない物となっています。しかしそれに比例してデータトラフィックは増加傾向にあり、堪り兼ねたキャリアは通信規制という形で何とかやりくりしている現状があります。
実際に通信規制を実施されると通信速度が普段の1/50(場合によっては1/100のケースも)まで落ち込み、スマホがまともに使えない状態に。Twitterなんかを眺めているこの通信規制に苦しめられている人も少なくないみたい。かくいう私も過去何度も何度も通信規制をくらい、四苦八苦して参りました・・・
今日はプロ通信規制ユーザーを自負している私ガジェ男が、スマートな規制回避方法を皆さんに伝授したいと思います。
3G/LTEでの動画視聴は基本的にダメ
通信規制の原因で真っ先に挙げられるのは外出先での動画の視聴。YouTubeやニコニコ動画は当然の事ながら、スマホで撮影した動画をメールで送受信するのも基本的にアウト。特に最近のスマホは解像度が高い為に動画の容量も巨大になりがち。
どうしても外出先で動画を見たい場合はiTunes経由などでiPhoneに保存するか、公衆Wi-Fiを活用しましょう。
実はヤバいgif動画
手軽に動画が見れるgif動画はクオリティが高い物も多く、ついついハマって眺めてしまいがち。しかし一つのgifファイルの容量は結構デカく、ちょっとした長さの動画だと10MBになる場合も。特にTumblrアプリのようにgif動画を自動再生するものは注意が必要で、アプリを立ち上げるだけでタイムライン上のgifファイルを全てダウンロードするため、一つのファイルサイズが小さい場合でも地味に痛い結果に。
自動アップデートアプリの落とし穴
最近のアプリで増えてきたのが自動アップデートするアプリ。特にゲームアプリに多いように見受けられます。アプリへデータの追加を適用する際にApp Storeに申請すると時間も手間もかかる事、そしてLTEが普及して比較的容量の大きなデータでも短時間でダウンロード出来るようになった事が背景にあるのでしょう。
ただこれが意外に曲者。一つ一つのアプリだと通信量は大した事ありませんが、チリも積もれば山となる。あまりに頻繁にアップデートを行うアプリには注意が必要です。あまりに頻繁にアップデートを行うアプリは使用を自粛する事も考えないといけないでしょう。
定期的な通信量のチェックは必須<
通信規制を頻繁に受ける人に是非とも試して頂きたいのは、契約する携帯キャリアでの定期的なパケット通信料のチェック。主要キャリアでは3日間で1GBに達した場合に規制が発動される為、昨日と一昨日のデータ量をチェックしておけば自ずと今日はどのくらい使えるのかを把握できます。面倒に思えるかもしれませんが、朝起きてまず自分の契約キャリアのサイトを見るだけ。
所用時間は1分もかかりません。また定期的にチェックする事で、どのアプリがデータを浪費しているのかを把握出来るようになります。(私の場合はTumblrでした)
あなたも通信規制予備軍かもしれない
通信速度やスマホのスペック向上に伴い、日常的に扱うデータ量が増加していくのは時代の流れなのかもしれません。規制対象となるのはヘビーユーザーなけに課せられるペナルティという認識はもはや古い考えなのかも。丸一日スマホが使えなくなって嘆いてからでは遅いですよ。