(運転中の)Siriダメ。絶対。
Telegraphは運転中に使用すると危険なiPhoneアプリは通話でメールでもなく、Siriである事が分かったと伝えています。
イギリスの研究機関による実験の結果、運転に支障が出るアプリを危険レベルで表示した物(LV5が最大)が以下の通りとなります。
危険度 | 使用アプリ |
---|---|
LV1 | ラジオ |
LV2 | ハンズフリーで通話 |
LV3 | 普通に電話・メール |
LV4 | Siri |
視覚に頼らないSiriの操作方法が最も危険な部類に入るのは意外に感じますが、Siri等の音声操作自体が発展途上の為に操作に必要以上に意識が持っていかれるからではないかと推測します。
デバイスの進化に本能が付いていけない?
iPhoneを初めとしたスマートフォン自体は日夜スペックが飛躍的に向上している事もありマルチタスクも楽々こなしますが、残念ながら人間の脳は元々マルチタスクに適した構造では無いらしく、シングルタスク時に比べて精度が大きく下がる事は別の研究で明らかになっています。特に運転の様な集中力を要する作業の場合では命に関わる問題です。
現在の日本の道交法ではハンズフリーでSiriを使用する事は違反にあたりませんが、上記の利用から即刻使用を中止する事をお勧めします。
ただ本当の問題は以前にも記事にしましたが、我々自身がスマホ依存症と呼べるほどスマホ無しでは退屈さ解消できない身体になりつつある点にこそあると私は思いますがね・・・