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今のiPhoneに脱獄を試みる価値はあるのか

ios4_jailbreak.jpg

AppleよりiOS4.1のリリースが開始されました。
iPhoneのOSがアップデートされるたびに話題となるのは、どんな新機能が追加されるかという事ともう一つ。
脱獄は可能なのか、またそれはどんな方法で行うのかという事でしょう。

しかしOSのアップデートを重ね、様々な機能が追加された今のiPhoneに脱獄は必要なのか?という疑問を持つようになってきました。

これを機に自分なりの考えをまとめてみました。



iPhone3Gが初めて世に出た時、直感的で快適な操作感と豊富で魅力的なアプリ群により、瞬く間に大人気となりました。
ユーザーが日増しに増えて行くその一方で、iPhoneに対する不満も現れ始めました。
基本機能が限定的である事、またそれらを改善する為のカスタマイズ性に乏しい事です。

壁紙が変更出来ない、コピペが出来ない、MMSが使えない、画面の回転をロック出来ない、マルチタスクが無い、キャリアアンロックが出来ない、etc・・・
先人達はAppleの牢獄から抜け出る為の様々な脱獄ツールを開発し、またそれが広まっていきました。 これが今までのiPhoneの脱獄の歴史です。

では現在、及び近い将来、iPhoneの脱獄を取り巻く環境はどのようになっていくのでしょうか。


1. デフォルトでの基本機能が充実してきた

iPhoneに足りないとされていた機能は、言うなれば他社のスマートフォンにあってiPhoneに無い機能でした。
壁紙の変更然り、マルチタスク然り、BlueToothの機能拡張然り。
しかしアップデートを重ね、iOS4に至り、他社製スマートフォンにあってiPhoneに無い機能はほとんど無くなりました。(2年もかかりはしましたが)

キラーアプリだったBackgrouder+kirikaeのマルチタスクはiOS4の標準機能に。
SBsettingsの設定へのショートカットは、設定アプリをランチャーとして使用出来るように。
ロック画面のみだった壁紙適用がホーム画面にも拡大。

操作性の違いや使い勝手の好みはあるでしょうが、最もニーズがあり、利用頻度が高い機能については脱獄を必要としなくなりました。
残る脱獄アプリ独自の機能はキャリアアンロック、テザリングぐらいでしょうか。
この2つの機能が必要なユーザーは限られており、全体的に見てデフォルトの機能で事足りるユーザーがほとんどだと思われます。


2. 脱獄ツールの開発目的が変わってきた

Pwnを開発したiPhone-Devteamを始めとする脱獄ツール開発チームは、iPhoneのカスタマイズ性を上げる為に結成された有志の集団でした。
WMで出来る事、Androidに新たに実装された機能。これらをiPhoneで満たす為に脱獄ツールは日々開発されてきました。
しかし前述のように、デフォルトの基本機能が充実してくると、脱獄ツール開発の目的が徐々に変わってきました。
Appleが施したプロテクトをいかに破るか、誰が一番にそれを達成するかという一種のスポーツやゲームの様な様相を呈してきました。
これは開発者のある種のモチベーションとして当初からあったとは思いますが、近年この傾向がどんどん強くなっているように感じます。

blackra1nの開発者であるgeohotは「僕は今のiPhoneの機能で満足している」という言葉を残してこの世界から去りましたが、そういったゲームには興味が無かったのでしょうね。

このゲームに参加するもしないもユーザーの自由です。
ただ、当初の脱獄目的と随分変わってきている事を、皆さんも薄々気が付いてきてるのではないでしょうか。


3. 脱獄する事によるリスクが高まってきた

脱獄したiPhoneは端的に言えば「自由にアプリをインストール出来るiPhone」です。
様々な恩恵がある反面、悪意あるマルウェアに対しても無防備であるとも言えます。
これが正規のOSのセキュリティホールに起因する物であれば、すぐにセキュリティパッチが提供されます。
しかし脱獄iPhoneはサポート外の使用方法であり、当然Appleからの救いの手は期待出来ません。
現在、iPhoneのマルウェアにとして確認されているのはpoc-bbotのみですが、今後あらゆるマルウェアが出現する可能性があります。
クラッカーは人が多い所に集まる習性があります。
今後iPhoneのユーザー数が増えていく程、彼らの目に止まり興味を持たれる可能性も高くなっていくわけです。

現にiPhoneより比較的「自由な」Androidでは、ロシアなアダルトサイト経由でメディアプレイヤーアプリを装ったトロイが猛威を奮っているとも聞きます。

またiPhoneの脱獄履歴を記録してしまうというwalter mark(電子すかし)も不気味です。
一度でも脱獄経験のあるiPhoneは、その本体に消す事が不可能なマークが入り、メーカー保証期間内であろうが、AppleCareに入っていようが一切のサポートを受けられなくなるという代物です。
その存在に対してはっきりとしたソースが無く、噂レベルの域を出ないのですが、先の米特許庁のルール改訂での「iPhoneの脱獄はAppleの特許を侵害する物では無い」という声明が、Appleの脱獄に対する姿勢をより頑なな物にしかねない。
結果的に自衛手段としてこういった措置をAppleなら取りかねない。
こういったユーザー心理があるからこそ、この噂が立ち消えしないのではないでしょうか。



【最後に】

本来iPhoneを脱獄するという行為は、一定のリスクと利便性のトレードオフでした。
しかし今や利便性は限定的となる一方で、リスクは年々高まっており、もはやトレードオフとは言えない状況にあると思います。

これらを全て踏まえた上で、明確な使用目的を持ち、厳密なセキュリティ対策を出来るユーザーにのみ、脱獄を試みる価値があると言えるのではないでしょうか。

OS9時代のkaleidoscopeをこよなく愛していた僕にとって脱獄の一番の目的はwinterboardです。

infiniboard,infinidock,infinifolderなんかもそうです。

確かに基本機能が充実してきて、用が無くなってきてる部分も多いですが、winterboardははずせないです。

多分、ガジェ男さんの想像する以上に僕みたいな嗜好の脱獄者は多いと思います。

いきなりぶしつけなコメントで申し訳ありません。

失礼します。

2010.09.11 12:39 kazzoon #- URL[EDIT]
kazzoonさんへ

コメントありがとうございます。

明確な目的とリスクを踏まえた上で、脱獄ライフをエンジョイされているkazzoonさんのような方には、脱獄する価値があるのだと思います。

ただ、私自身が今までの惰性でiOS4.1の脱獄を試みようとしており「ちょっと待てよ。お前の使い方で本当に脱獄が必要なのか?」という自問自答があったので、自戒の念をこめて記事にしてみました。

2010.09.11 16:19 ガジェ男 #- URL[EDIT]

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