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IS03 vs iPhoneは、国内メーカー対海外メーカーの縮図だ

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スマートフォン導入に関して他社に遅れをとっていたauがSHARPと手を組み、満を辞して投入するAndroidスマートフォンIS03。

大々的な宣伝を行っており、この機種に賭ける意気込みを感じますが、同時にその中身からは国内メーカーのスマートフォンに対する、ある意思を感じ取る事ができます。



【グローバルモデルとマーケティング携帯】

シャープ製AndroidスマートフォンのIS03。その中身を見ると、驚く程日本人向けに作られている事が分かります。
MMSのサポートを初め、おサイフ機能、ワンセグ、デコメ。
これらは先発の海外製スマートフォンには無い日本独自の機能です。
国内のiPhoneやAndroidユーザーに「今のスマートフォンに足りないと思う機能は?」というアンケート調査の上位をそのまま盛り込んだような内容。

一方AppleのiPhoneやHTC、Samsung等の海外Android製スマートフォンはグローバルモデル。国毎のローカライズを最小限に抑える考え方です。

この相反する開発理念には、それぞれどのような特徴があるのでしょうか?

iPhone4と国内AndroidのIS03、そして一般的な海外AndroidのHTC-Desireで様々な項目を比較してみましょう。



1. 国内ユーザーのニーズをスマートフォンに反映している
iPhone4 ×
IS03 ◯
HTC-Desire ×

SHARPはこのIS03の開発者はマスコミのインタビューに対して「マーケティングを重ね、ユーザーが不満に思う事や、足りないと思う機能を詰め込んだ」と述べています。
ユーザーの声に耳を傾けた、弱点の少ない「マーケティングphone」という感じでしょうか。
かたやiPhoneはメーカーであるAppleがデザインから中身まで自らがコンセプトした製品。

「みんなの意見を取り入れたスマートフォンを作ったよ!」
「俺たちが作ったスマートフォン格好いいだろ?」

開発からの方向性が真逆で面白いのですが、あえて寸評するなら
「失敗の少ない安心感のあるスマートフォンを作る開発」と「失敗のリスクは高いが、今まで見たことが無いような尖ったスマートフォンを作る開発」
といった所でしょうか。


2. 日本語特有の不具合に即対応出来る
iPhone4  △
IS03   ◯
HTC-Desire △

iPhoneのiOS基本的に英語圏内で開発されており、2bite文字である日本語特有のバグに対するサポートが遅いように感じます。
しかし国内メーカーなら話は別。AndroidOSのアップデートもメーカー主導で行われている事も多く、SHARP主導でサクッと解決 してくれる事でしょう。


3. OSに独自UIや機能を被せてメーカー色を出す事が出来る
iPhone4 ×
IS03 ◯
HTC-Desire △

iPhoneを提供しているのはApple1社のみなので、HTCとIS03を比較するとUIに「HTC-sense」を採用している物の、比較的素のAndroidに近いと言われる HTC-Desireに比べてIS03は思いっきりSHARP色が出ていると言えます。
ワンセグや赤外線、おサイフ機能等の充実は、フィーチャーフォンユーザーへの訴求には 大きな力となるでしょう。このあたりは「餅は餅屋。国内のニーズは国内のメーカー」といった所でしょうか。


4. OSのアップデートにより常に最新の機能の恩恵を受ける事が出来る
iPhone4 ○
IS03 ×
HTC-Desire △

国内Androidの最大のアキレス腱と思われるのが、OSのアップデート。先行しているdocomoのXperiaは発売から半年以上経過しますが、OSバージョンは1.6。
Androidはかなり早いペースでOSのバージョンアップを繰り返している為、半年も経てばあっという間に陳腐化してしまいます。
国内向けローカライズがアップデートを遅らせる原因になっているようですが、IS03にもそれは引き継がれる物と見られます。


5. グローバル展開の為、スケールメリットにより生産コストが有利である
iPhone4 ◎
IS03 ×
HTC-Desire ○

iPhoneの最大の特徴であり、Android採用メーカーがビジネスモデルとしているのが、世界展開による生産コスト削減と利益率の向上です。
この1点に関しては国内最大シェアを誇るSHARPもAppleには遠く及びません。
短期決戦ならともかく、長く商売を続けていく上でこの違いがどのような影響をもたらすのか。それはIS03の国内シェア獲得率により変わっていく事でしょう。



【総評】

iPhoneとはもちろん、同じ海外製Androidと比べてもIS03が異質である事がご理解頂けたかと思います。
それほど日本国内のモバイルマーケットは独特で独自進化を遂げているのだと痛感します。

IS03は、今後の国内メーカーにおける日本での営業活動の一つの試金石となると、私は思います。
IS03の発売日は11月下旬。国内ユーザーはどのようなジャッジを下すのでしょうか。


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