
2010年の10月に、Appleは新しいMac Book Airをリリースしました。
SSDの採用やドライブの廃止等の大胆かつ先進的な実装で、大いに市場を沸かせた事は、皆さんもご存知だと思います。
色々な媒体で新型Mac Book Airのレビュー記事を見ている中の一つに、こんなコメントがありました。
「今までMac Book Proを使ってたけど、本当はこんなのが欲しかったんだよ。今じゃこっち(Mac Book Air)持ち歩いているよ」
Mac Book Airの進化は、図らずもMac Book Proのリプレイス需要を奪ったのでしょうか。
SlashGearに、非常に興味深い記事が掲載されています。
SlashGearは、Appleが2011年の4月に、Mac Book Proの大規模なモデルチェンジを行う可能性を伝えています。
そのアップグレードの主な中身とは
・512GBのSSD
・USB3.0
・DVDドライブレス
・intelのLight Peak技術を採用
・1,999ドル程度の価格
・・・なんだろう、これは色々とすごい。
512GBのSSDやUSB3.0というのも非常に気になる所ですが、今回のキモとなりそうなのは”Light Peak技術”でしょう。
このLight Peakとは、intelが提唱する光ファイバ伝送技術で、そのスループットは10Gbps。
商用コンピューターにおける伝送技術としては、現在最も速いと思われます。
(USB3.0は5Gbps、SATA3は6Gbps)
intelはこの技術のデモンストレーションに「Mac OS X」が搭載したコンピュータを選んでおり、本技術においてはApple も積極的に技術協力をしているとの事。
このLight Peak技術が、Mac Book Proのどういった箇所に使われるのかは定かではありませんが、 この技術をして「Apple最強のノートブック」の復権にかけるといった所でしょうか。
それにしてもAppleはいつもワクワクさせてくれますね。