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Appleが心の底からiPhoneを売りたいのはVerizonではない!?

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VerizonがiPhoneをリリースするというビッグニュースは、アメリカ国内のみならず、世界中のマスコミに大きく報道されています。今をときめくApple社のiPhoneを、アメリカのNo1キャリアであるVerizonが取り扱うわけですから報道が加熱するのも当然ですが、やはり気になるのは「ウチの国のCDMAキャリアはiPhoneを販売しないの?」という興味による所も大きいでしょう。

あるアナリストによると、CDMAキャリアがiPhoneを取り扱う事について、本命はアメリカのVerizonでは無いと言うのです。

それではそのキャリアとは?

人口13億人を抱える中国の携帯キャリア、チャイナ・モバイル(中国移動)です。




【5億人超のユーザー数と毎月500万人の純増数を誇る巨大キャリア】

Digitimesのアナリスト及び台湾の経済紙「経済日報」は、CDMA向けのiPhoneの出荷台数を、第一四半期で710万台と予測しました。一方でVerizonのiPhoneの出荷予測は、第一四半期で多く見積もって300~400万台。

残りの出荷台数はCDMAキャリアであるインドのタタ社、そしてTD-SCDMAのチャイナモバイルの販売を見込んでいるのではないかというわけです。

中国におけるiPhone契約はチャイナユニコムが独占的に行っていますが、契約者数のシェアからいけば第2位。 シェア第1位はチャイナモバイルで、そのユーザー数は実に5億7000万ユーザー。毎月の純増数は約500万契約という怪物ぶり。その内でiPhoneが使える3G回線契約者数は770万ユーザーですが、これも毎月170万のペースで増加しています。

チャイナモバイルのCEOである王建宙は、自社の回線規格でiPhone4を使えるようにAppleに働きかけているようだと報じられています。



【独自の通信規格のハンドリングと特殊な企業体質の払拭がカギか】

実はチャイナモバイルは、2007年の11月からiPhoneの販売についてAppleと交渉を続けてきました。しかしその際は条件面で折り合わず、交渉は決裂したと報道されています。官製企業が多い中国においてもチャイナモバイルは特に中国共産党の影響が強いらしく、国内の市場規模と成長性を背景にAppleに対してかなり強気の条件を突きつけたからではないか?とウワサされています。

また独自の3G回線規格であるTD-SCDMAを推進している事もiPhone導入へのネックとされています。 このTD-SCDMAとは、CDMAの派生技術とされていますが、中身はCDMAと大きく異なるようです。 しかし今日現在では、SIMロックフリーiPhoneにチャイナモバイルのSIMを使ってパケット通信やMMSが可能になっているそうです。
またiPhone4向けのmicroSIMも販売しており、ホームページにはご丁寧にSIMロックフリーiPhoneへのSIMの刺し方をレクチャーするFlashまで設けています。

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しかしこれらはGSM(2G)のサービスであり、高速なパケット通信を提供するには独自のTD-SCDMAと国際規格のCDMAとの間に互換性を確保する必要があります。



超えるべきハードルは高いように思えますが、チャイナモバイルにとっては勿論の事、Appleにとっても万難を排しても成就させたい契約なのではないでしょうか。

交渉の進捗状況が見えにくいメーカーとキャリアではありますが、仮にチャイナモバイルからiPhoneが出る事になれば、中国のみならず東アジアの携帯マーケットは激変するでしょう。スマートフォン分布図にもう一波乱あるかもしれませんよ。


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