
(画像ソース:9to5Mac)
これらが実装されると、ますます他社は手が付けられなくなりそうですね。
9to5Macは、WWDC2011でiPhone5とともにリリース予定されているiOS5において、Appleが独自開発したマップアプリ、音声アプリ、そしてクラウド化をかなり高い確率で実装するだろうと述べています。
マップアプリ
Appleは2008年にMapsAPIを提供している企業であるPlaceBaseを10億ドルで買収しており、Apple独自のマップアプリを計画しているのではという憶測は以前から飛び交っていました。
(トップ画像はPlaceBaseのMapAPIを利用したサービスの例)
音声認識・制御アプリ
こちらも音声による探索サービスのベンチャー企業であるSiriを、Appleが2億ドルで買収していた事に端を発する噂のようです。
クラウド化
Lalaの買収からこれまた長く噂が絶えない「iTunesのクラウド化」。
ノースカロライナには総工費10億ドルとも言われるデータセンターが完成間近であるという情報とMobileMeが刷新されるのでは?という情報が相まって、不思議な真実味を帯びています。

対Google戦略?
実はiPhoneを初めとするスマートフォンユーザーにとって、これらのサービスは真新しい物ではありません。なぜならGoogleがこれらのサービスを全て自社開発し、既にサービスインしているからです。
今回の噂が真実でiOS5においてApple独自サービスを提供するのであれば、それは即ちAppleがGoogleからの呪縛からまた一歩抜け出す事を意味します。Appleが目指す「究極の垂直統合のビジネスモデル」に、iOS5.xxで完成に近づいていくのかもしれません。
AppleはiAdという広告モデルも手に入れ、残るはまさかの検索事業だけですね。でもAppleならやりかねない気がしてきたな。