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ディズニー VS Apple? HTML5アプリをめぐる攻防

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AppleIDならぬ"DisneyID"の誕生!?

fastcompanyによると、Disney社の映像部門管理会社であるDisney Interactive Media Group(DIMG)は、HTML5のwebアプリケーション開発用の仮想プラットフォームRokect Engineを要するRokect Packを買収し子会社化した事を伝えています。



このRokect Engineはマルチプラットフォームを謳うHTML5上のwebアプリケーション開発キットで、数あるwebアプリ開発キットの中でも群を抜いているようです。




Disney社は今回の買収が、新たなアプリプラットフォームのバックボーンになる事を示唆しており、AppleのAppStoreのような一元決済と開発者への一定のキックバック方式を目指しているようだとfastcompanyは述べています。

皆さんご存知の通り、Appleは自社のモバイルデバイスにおいてFlashコンテンツを排除しており、iOSデバイスというスマートフォン/タブレットのマーケットにおいて無視出来ないシェアを誇るiOSデバイスのユーザーの取り込みを考えた時、ディズニー社のHTML5プラットフォームという選択肢は自然な流れなのかもしれません。

著作権延長法(通称:ミッキーマウス保護法)は現在の著作権に関する世界的コンセンサスから大きく逸脱しているという指摘がアメリカでは支配的になりつつあり、ディズニー社としては新たな独自の収益源を今後伸びゆくモバイルデバイスから得たいという切実な状況も、今回の買収劇に無関係では無いでしょう。



AppleIDという絶対的な優位性

3/3に行われたiPad2のKeynoteにおいて、スティーブ・ジョブズは自社のアプリストア群について次の様に述べています。

クレジットが紐付き、1クリックでコンテンツを購入出来るAppleIDが2億アカウントに達した

アクティブなアカウントの割合は分かりませんが、スゴい数です。

iPhoneやiPadの躍進の原動力は、人間工学に基づいたデザインやGUIだけでなく、AppleのコンテンツStore群による囲い込みがあります。

AppStoteでのアプリ購入
iTuneStoreでの楽曲や映画の購入
iBookStoreでの電子書籍の購入
母艦との同期やバックアップ
OSのアップデート
PingやGameCenterのアカウント取得

これら全てにAppleIDが紐付いており、マルチデバイスでAppleが提供するサービスを1クリックで購入出来るクレジットアカウントを有するIDを多数抱えている。
またこれらはユーザーがAppleIDを取得する為の間口が広く、かつ多岐に渡っていると言い換える事も出来ます。


ディズニー社が単純にAppleの庭の外で商売をする為に新たなプラットフォームをリリースし、DisneyIDによる顧客管理を目指すのであれば、おそらく失敗するでしょう。 開発者にとって2億のクレジットアカウントという何よりの魅力を払拭するプラスαがなければ、よくてAppstoreとの併売、悪ければ見向きもされない可能性の方が高いのではないでしょうか。 DisneyIDという発想が悪いと言っているのではありません。同じ土俵にあるAppleIDが強力過ぎるのです。

ターゲット層を絞ったビジネス展開でない限り、大きな成功を収めるのは難しいように感じますが果たして。



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