金属アレルギー 看護師 求人 大阪

スマートフォンの普及とSNSの隆盛がもたらす、ある危機的な状況

a0002_004065.jpg

先日訪れたレストランで、お隣のテーブルではお子さんの誕生日会が行われていました。お店自慢の「高くそびえるプチシュークリームタワー」が用意されると子供達は大喜び。

見た目も(おそらくお値段も)立派なそのタワーは、子供達だけでなく店内にいる他のお客さんの目にも珍しく映ったようで、注目の的となっていました。

そんな中、ある若い女性客がおもむろに席を立つとそのテーブルに近付き、手に持ったスマートフォンのカメラで写真を撮り始めました。あまりに突然の事で呆気にとられる家族を尻目に、色んなアングルで写真を撮り終えたその女性が席に戻って連れの男性にこう言っているのが聞こえました。

「すごい可愛いのが撮れた。twitterに送ったらめっちゃ盛り上がりそう。」


本人(この場合はご両親)の許可なく写真を撮るという行為が非常識である事は疑いの無い所です。しかし私はこの女性が肖像権のある写真をインターネットのアップロードするという行為についての問題意識が、あまりに希薄である事に驚きを隠せませんでした。

その後お店の人からやんわりと指摘されていたようですが、おそらく悪い事をしたとは微塵も感じていないのでしょう。女性は終始キョトンとしていました。



スマートフォン×SNSはプライバシーを切り取るツールだ

写真や動画をwebに公開するという行為はある程度の知識を必要とされていた時代は終わり、今はスマートフォンで撮った高画質な物をTwitterやFacebookなどのSNSを通じて、いとも簡単に全世界に向けてアップロード出来るようになりました。

日常生活とwebにコンテンツを公開するという行為が限りなくシームレスになっていく。そして日々twitterのタイムラインやYoutubeに流れてくるのは、同じように自分や他人の日常を切り取った写真や動画。その仕組みを理解する必要はなく、どこか内輪のコミュニティに見せるような感覚で

「twitterに送ったら盛り上がりそう」
「youtubeやニコニコ動画にUPしたら受けそう」

という衝動で繰り返されるモラルハザードが蔓延した後に待ち構えているのは、自他のプライバシーの破壊です。


プライバシー侵害の加害者にも、被害者にも成り得る環境がそこにはある。

私はそこに強い危機感を感じます。


連日報道されるtwitterやmixiなどへの犯罪行為を示唆するカキコミも、自らが利用しているサービスの仕組みと起きうるリスクを理解していない為の物でしょう。

ソーシャルネットワーク全盛時代を迎え、高機能なスマートフォンで誰もがコンテンツを世界に向けて発信出来るようになった今こそ、一度立ち止まって自分や他人のプライバシーについてじっくりと考えてみる時間が必要なのではないか。そんな事を考えながら、レストランを後にしました。


昔で言えば初めて交差点に信号ができて、赤青黄色のシグナルが点灯し始めた時代。「交通ルールという概念」なんてなかった時代。信号に従うなんて概念は人々に無かったんだろうな。今ではもちろん当たり前ですけどね。そんな感覚の時代の変わり目にいるってことですかね、僕らは。SNSとかプライバシーという概念に初めて触れる人が多いから、善悪判断すらできないみたいな。

2011.06.15 01:58 #- URL[EDIT]
Re: タイトルなし

> 善悪判断すらできないみたいな。

記事内の女性の行動は、まさにこれに尽きると私も思います。
そして同様の事例は今後増えてくるでしょうね。

2011.06.15 11:25 ガジェ男 #- URL[EDIT]

管理者にだけ表示を許可する



Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...