最近ちょっと涙腺が緩くなっちゃって・・・
スティーブ・ジョブズに出会った2人の少年の物語に大いに心を動かされてしまったので、ここでご紹介したいと思います。
アレン・パルトロウ君とその両親は根っからのAppleファン。毎年ハロウィンの季節になると、彼の後頭部はクールなAppleマークが施されます。
隣に住むブルックさんが「ジョブズは公開メールのメーリングリストもチェックしてるみたいだよ」と言った事を受けて、彼はこの写真を添えてジョブズに(彼いわく、今見直すと文法がめちゃくちゃで恥ずかしい)メールを送る事にしました。
そしてそのメールが 広報責任者のケイティ氏の目に留まり、当時12歳のアレン君はAppleストアNYC 5th avenue店のオープニングイベントに招待される事になったのです。

オープニングイベントでもアレン君の斬新なヘアースタイルは注目の的。

スティーブ・ジョブズも彼に気が付くとGJポーズで応戦。


青いコートの少年「僕は世界一のAppleファンなんだ!」
ジョブズ「彼みたいにかい?」

時間にして数分だったであろうこの出会いを、アレン君は決して忘れる事はないでしょう。
そして当時12歳だったアレン君も今や18歳。今回スティーブ・ジョブズのCEO引退のニュースを受けて氏への慰労と敬意を表する為に、大切な思い出を記事にしてtumblrにUPしたようです。
ブルーコートの少年
しかし話はこれで終わりません。
アレン君のブログが話題を呼ぶ中、Twitterである少年がこんなつぶやきをしました。

「この記事の青いコートを着た少年は僕だよ!」
彼の名はアレックス・ゴダン。アレックス君も6年前に父親とオープニングイベントに参加しており、 ジョブズ氏と親密に話している所が父親によって激写されブログにUPされていました。

sethgodin.typepad.com(アレックス君のお父さんのブログ)
アレックス君もオープニングイベントでジョブズ氏に出会えた事は後の人生において大きな衝撃だったと考えていたようで、アレン君の記事に大いに共感しているようです。
さよならは別れの言葉じゃなくて
2人の少年の「ジョブス氏との思い出」という別々の物語が、皮肉にもジョブズ氏のCEO引退というイベントでリンクした事は、興味深くもありますが、少し物悲しくもあります。
しかしエグゼクティブやマスメディアからだけではなく、ユーザー側からこういったエピソードが立ち上がるあたり、ジョブズ氏が多くの人に愛されているという事を強く実感させられます。
療養を理由にAppleの第一線からは退くようですが、我々ファンの為にも再び元気な姿を見せて欲しいですね。
(via:TNW、allenpaltrow.tumblr.com)
iphone5の発売発表が待ち遠しいですが、日本での発売するキャリアはソフトバンクのみとなるでしょうか?
auやDoCoMoにも動きがあるのでしょうか?