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スマートフォンを選ぶ時に思い出して欲しいたった一つの事

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すっかりモバイル市場の主役になった感のあるスマートフォン。いまやたくさんの選択肢があり、選ぶのにも一苦労です。そんな中、あなたはどんな基準でスマートフォンを選びますか?

優れたデザイン? 目新しい機能? それとも圧倒的なスペック?

もちろんそれら全てがスマートフォンの構成において大事な要素です。しかしスマートフォンを購入する際にもっと重要視すべきものがあります。

それは手に入れるスマートフォンが「メジャーかマイナーか」という事です。


マイノリティの苦悩

少し昔話をさせて下さい。

私が初めてスマートフォンを所有したのは約5年前。「日本初の本格的スマートフォン」という触れ込みでソフトバンクから登場したX01HTです。

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スタイラスを使った操作方法に戸惑いを覚えつつも何とかやりくりしていましたが、半年も経たない内に触る事がなくなってしまいました。これには色々な理由があるのですが、突き詰めると「X01HTはメジャーになれなかった」この一点に集約されるように思います。


スマートフォンの楽しさを支える物の一つに、豊富なアプリケーションがあります。アプリ開発者としては少ない手数で最大の利益を上げる為には、単一のアプリをユーザー数の大きなプラットフォームに提供したい。そして豊富なアプリ群がユーザーを呼び、そのユーザー数にアプリ開発者は魅かれる。こうやって相互に影響し合って成長した典型的な例がAppleのApp Storeというわけです。

つまり逆を言えばユーザー数の少ない、シェアの低いプラットフォームは二の次、三の次となるわけです。アプリの数がそのプラットフォームの優劣を量るわけではありませんが、私が所有していたWindows mobileのX01HTはこの点が決定的に不足していた。使いにくさと拡張性の低さがあいまって、急激に飽きが来た事を、今でもよく覚えています。

アクセサリ一つにとってもそう。ユーザーの母数が、そのまま多くのアクセサリーメーカーが参入する理由となります。

またユーザーが多いデバイスは、その分トラブル解決方法やTipsといった情報が多く蓄積される傾向にあります。逆にマイナーなデバイスはトラブルに見舞われても、自分と同様の症状の人を探す事だけでも大変な苦労があります。

そういった意味でも、初めてスマートフォンを購入しようと考えているような人にとって「そのスマートフォンはよく売れているか」という情報は重要な意味を持つわけです。単純な話、知り合いに一人でも同じ機種を持つ人間がいれば、それだけで問題解決してしまう事もあるでしょうし。



マジョリティの憂鬱

それではスマートフォンはたくさんの人に選ばれたメジャーな機種が、最も優れているのかというと、これは必ずしもそうとは限らないようです。それは、多くのユーザーを抱えるプラットフォームには革新的なサービスが生まれにくいという最大の欠点があるからです。

最も分かりやすい例はBlack Berryです。

アメリカでは「スマートフォンと言えばBlack Berry」と言われる程のユーザー数を誇っていたBlack Berryですが、iPhoneやAndroidの登場でその状況は一変します。タッチディスプレイ型のスマートフォンが流行し、Balck Berryのシェアを侵食し始めたのです。

ここで一般的なメーカーなら「じゃあウチも」となるわけですが、RIM社はこれが出来なかった。Black Berryの最大の特徴であるQWERTYキーボードを捨てる事がどうしても出来ませんでした。結局RIM社は既存のユーザー離れを恐れ大きな変革を拒んだわけですが、それでもユーザー離れは止まらず。株主からはiPhoneやAndroidに無策で臨んでいると追求され、大規模なレイオフと一部取締役の更迭という事態にまで陥っています。


もちろんiPhoneも例外ではありません。リリース当初は革新的な機能やアプリプラットフォームで世をアッと言わせましたが、莫大なユーザー数と多くのアプリ資産を抱えた今、製品展開にある種の足かせが出来始めているように感じます。

まずディスプレイサイズの解像度は、過去リリースされたアプリとの互換性を保つ為に320×480の当倍である必要があります。これにより必然的にディスプレイサイズのラインナップは限定的にならざるを得ないわけです。またAndroidのようにオープンな開発環境では無い為、ユーザーのニーズに応える即時性がありません。( これによりセキュアな環境が保たれているのも事実ですが)

壁紙の変更やマルチタスクのサポートについても、iPhoneユーザーは随分待たされました。この辺りに、いまだCydia(脱獄アプリプラットフォーム)の人気が衰えない理由があるのかもしれません。

このようにユーザー数が増えるほど、企業は製品展開において最大公約数的な判断を選択する傾向が強まり、リテラシーの高いユーザーは物足りなさを感じるようになるわけです。



後悔の無いスマートフォンライフを送る為に

私はデジタルガジェットが大好きです。そしてその一方で、物を買って後悔する事が大嫌いです。しかし冒頭に述べたX01HTは、好きな物を購入して後悔するという、私にとって何とも皮肉な端末となってしまいました。

スマートフォンに何を求めるのか。飛び込もうとしているそのプラットフォームは、2年後はどのように変化しているのか。スマートフォンの購入においては、ガワだけてなくこういった視点が重要であると、強く認識させられました。

以前の私のように「スマートフォンを買ってみたものの、思ったほど満足感がない」という人は、この辺りがスッポリ抜けていたのかもしれませんね。




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