先日5歳になる娘と、こども向け百科事典を一緒に見ていた時の事。私はとあるページに軽い衝撃を受けてしまいました。
その本の名前は「楽しく遊ぶ学ぶ ふしぎの図鑑」。この本のせいかつというカテゴリーにあった「けいたいでんわで はなしができるのはなぜ?」 という見開きの1ページです。
「けいたいでんわで はなしができるのはなぜ?」
(出典:小学館 楽しく遊ぶ学ぶ ふしぎの図鑑)
携帯電話の電波が繋がっていく様子が、非常に分かりやすく説明してあります。
普段当たり前ののように使っている携帯電話ですが、その仕組みにまで頭を巡らす事はほとんどないと思います。私も基地局を通ってなんかうまい事やって繋がってるんだろうなという、何ともいい加減な認識しかありませんでした。しかし専門用語を使わず図解で説明してもらうと実に分かりやすい。
携帯電話はごく稀に何らかのトラブルで一時的に繋がりにくくなる事があります。その際にキャリアから事故報告の発表がありますが、これを見ながらだと、どこに問題があったのか分かりやすくなりそうです。
ちなみに一般的な説明だとこう。
こちらも比較的分かりやすく説明している方だと思いますが、「セル」「ハンドオーバー」といった専門用語が随所に使用されている為に予備知識がないと中々イメージし辛いように感じます。
大人にもオススメです
さて、この本の持ち主である5歳の娘にこのページについて理解出来たか尋ねてみると
「パパのケータイがこ~やって(電波が繋がっていく順番を指で追いながら) ママのケータイに繋がってお話できるって事でしょ?分かるよそのぐらい!」
と若干キレ気味の回答を頂きました。何となくは理解はできているようです。
この「ふしぎな図鑑」は、携帯電話の仕組みだけでなく他にも様々な日常の疑問を解決してくれています。大人が読んでも、いや大人こそ読むべき良書といえるかもしれません。
機会があれば是非どうぞ。