いいですね、こういう発想。私は大好きです。
Appleは各メディアに対して、米国時間10月4日の10時に次期iPhoneの発表をクパチーノのApple本社で行う事を通達しました。(日本でのプレス向けイベントは日本時間10月5日の10時)
イベント向けに公開された画像には、4つのアイコンと「Let's talk iPhone」(iPhoneについて語ろう)というタイトル。
そしてやっぱりというか当然というか、この画像に次期iPhoneの正体が暗示されているという意見が早速出てきました。
9to5macは今回のイベントのタイトルである「Let's talk iPhone」が、iOS5の目玉機能になると言われているボイスコントロール技術を暗示しているのではないかと主張しています。招待状の案内としてはあまりに簡素であり、ボイスコントロール技術のアナグラムのようにも受け取れるというわけです。確かに「about iPhone」でもなく「by iPhone」でも無いのが今回のキモなのかもしれません。
またPocketNowは4つのアイコンに注目しています。カレンダーアイコンはイベント開催日である10月4日を、MAPアイコンがイベント会場であるクパチーノを、時計アイコンはイベント開始時間の10時を表している事は容易に想像できますが、問題は右下の電話アイコン。次期iPhoneの発表だけなら1という数字のバッジは必要ないはず。これは何を意味しているのか?
PocketNowは、この1という数字こそが次期iPhoneの正体のヒントだと考えたようです。その結果、以下のような説にたどり着きました。
~妄想その1~
次期iPhoneはiPhone 4のデザインを維持し、Socやメモリがスペックアップされた上でiPhone 4Sもしくは4Gと改名される。そして今噂されている大型ディスプレイのデバイスはiPhone 5ではなく新型iPod touch。つまり「One more thingの1」はiPod touchという意味じゃないか。
~妄想その2~
大型ディスプレイを備えデザインも一新したiPhone 5が発表される。その一方でiPhone 4はエントリーモデルとして販売を継続する。今回は新しいiPhoneを「1種類だけ」というAppleからのメッセージかもしれない。
Appleからの熱いメッセージ、君に届いてるかい?
確かに、Appleがこれまでにイベント時に用意した画像には強い主張が込められてきました。
ライオンが顔を出したり
4の文字が影になっていたり
音楽に関連する製品だと暗示していたり
今回の画像についても「イベントの日時以外のメッセージが込められているに違いない!」という強い思い込みから出た 予想だと思われますが、これらに信憑性を求める事自体が野暮だと言えるでしょう。
イベントまでの逸り過ぎる気持ちを静めるために、私も色々と妄想してみようかな。