iPhoneシリーズもiPhone 4Sの発売により4世代目となりました。(初代iPhoneを含めると5世代目。)
Appleファンの話題の中心は常に最新のiPhoneについてですが、実は未だに根強い人気のある旧型iPhoneがあります。それがiPhone 3GSです。
アメリカの携帯キャリアであるAT&TではiPhone 4発売後も安価なiPhone 3GSが人気だったようですが、iPhone 4S発売後もその傾向は続くようだとTiPbは伝えています。
AT&TはiPhone 4Sをリリースすると同時にiPhone 3GSの本体価格を0円にするキャンペーンを発表しました。(2年間の契約が必要) アナリストによると、このキャンペーンによってアメリカにおける3GS人気が再燃するだろうと予測しています。
最新の機能を追い求めるガジェットギークやデータ通信をヘビーに使うユーザーにとっては、その興味は常に最新の機種に注がれすが、その数はユーザー全体から見てもごくわずか。それに対して、利用用途が通話やテキストメールが主体である大半のユーザーにとって重要なのは本体価格です。事実、現時点においてもAT&TのiPhoneユーザーの中でも3GSユーザーはトップなんだそうで、今回のキャンペーンでその勢力は拡大するだろうと言われています。
3GS人気の火はしばらく消えなさそう
TiPbはアメリカについての予測に留まっていますが、同様の価格体系を展開している他国、特に新興国において同様の傾向が表れるのではないかと私は思います。
またデザイン面においても、iPhone 3G/3GSで採用されていた丸みのあるラウンドフォルムを支持する声も少なくないという事実もあり、人気が衰えない理由の一つかもしれません。
私自身が極度のガジェットおたくなためにどうしても最新の機種ばかりに目がいってしまうのですが、こういった旧機種が支持される背景を改めて見てみると面白いですね。