さて、そろそろ次の話題に行ってもいいですか?
Linley Groupの創設者で主席アナリストであるLinley Gwennap氏は、Apple A5Xは新しいiPad向け専用に開発されたチップセットであり、iPhone 5は新たなチップセットが採用されるだろうと述べています。
Apple A5XはiPhone 5 にはオーバースペック?
クアッドコアに強化されたグラフィックエンジンは従来のiPadシリーズに比べ4倍となった解像度の為の進化であり、その代償としてAppleはバッテリー容量が1.7倍に増量となり、厚みと重量を増やさざるを得なかった。
そういった事情もありApple A5Xはスマートフォンに適したチップセットでは無い可能性が高く、iPhone 5 は28nmのチップセットであるApple A6 が採用されるのではないかとGwennap氏は述べています。
またMarcury SearchのアナリストであるDean McCarron氏は、iOS向けのアプリケーションはクアッドコアへの対応が未だ充分ではないとして、iPhone 5でもiPhone 4Sと同じデュアルコアが採用されるだろうと予想しています。
この時期のアナリストの発言は信憑性も含めて取扱い注意なわけですが、今回AppleがチップセットをA6ではなくA5Xにした事にヒントが隠されているようにも思えます。
今秋のリリースがウワサされる次期iPhone。ネーミングも含めてその中身には注目していきたいと思います。
(via:BGR)