iPhoneの中身、丸裸ですやん。
9to5Macによると、スウェーデンのセキュリティ関連企業であるMicro Systemationが、iPhoneやAndroidのパスコードを簡単に解除している様子をYouTubeにUPしているそうです。
Micro SystemationはiPhoneの脱獄で利用されるexploitを利用して、接続したiPhoneのパスコードを解読し情報をPCに吸い上げます。
その情報とは、ユーザーのGPS情報、各種パスワードを含むファイル、通話履歴、連絡先、メール内容、そしてキーストロークまでもが。iPhoneの個人情報のほとんど全てが見事にブッコ抜きされています。
これほどの情報が流出し悪意ある人間の手に渡るとすれば、これはiPhoneオーナー個人の被害だけに留まらず、連絡先にある友人やメールを送った取引先企業に至るまで、様々な悪影響を及ぼす可能性を秘めています。
iPhoneのパスコードは「イタズラ防止程度」という認識を
当ブログでは以前にも、パスコードがかかったiPhoneでも簡単に脱獄して情報を吸い出す事が出来る件について記事にしました。
iPhoneのパスコードロックは、もう役に立たないかもしれない ガジェットさん家
iPhoneの脱獄に一定の需要があり、その為のexploitが日々発掘され続ける限りは、最新のiOSバージョンであっても紛失時の個人情報の流出リスクは軽減しないと言えるのではないでしょうか。
「iPhoneを紛失すれば、パスコードを設定していても個人情報は流出する」ぐらいの気構えが、私達には必要なのかもしれません。
備えあれば憂いなし。これからもiPhoneと楽しく付き合っていくために、もしもの紛失に備えてブラウザを閉じる前に以下のリンクを参照して下さい。