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Appleの技術力をも凌ぐ、日本の町工場の底力

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Apple製品の魅力は何だと問われると、その一つに質感の良さがまず挙げられるでしょう。

手に馴染む表面加工が施されたMacBook Airや、美しさと堅牢さを兼ね備えたガラスプレートのiPhone。そして大容量のバッテリーと高解像度なディスプレイを備えながら10mm以下の厚みで作られたiPad。生粋のAppleファンの中にはそのプロダクツへのこだわりに「所有する喜び」を感じる人も少ないないのではないでしょうか。

そんなデジタルガジェットの中ではピカイチのクオリティを持つと言われるApple製品に、果敢にも勝負を挑む日本の企業があったのです。



「0.2mmの誤差はありえない」

日経トレンディnetでは、新潟の燕三条にある武田金型製作所が製作したiPadカバー「iPad ARMOR」の舞台裏を紹介しています。

金型屋だからできたiPadケース「iPad ARMOR」、“お札1枚”との格闘 - デジタル - 日経トレンディネット
武田金型製作所社 ...

その中でも特に興味深いエピソードは、カバーのグリップ感へのこだわりについてです。

金属製のiPadカバーを製作する際に苦労するのがグリップ感。伸縮性のあるプラスチックやシリコンのカバーでは問題にもならないでしょうが、アルミでそれを作るとなるとそうはいきません。大き過ぎるとガバガバだし、小さ過ぎると脱着が大変。

武田金型製作所はiPadカバーのジャストサイズを決める為に、20台のiPadを集めて1/1000mmまで計測出来る高性能ノギスで測った所、誤差が0.2mmほどあったそうです。

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武田金型製作所はiPhoneやiPodのアルミカバーも製作していますが、iPadほどの大きさになると少しの誤差が大きな数字となるのでしょう。

武田金型製作所社はこの誤差を「これほどの誤差があれば、製品によってはグリップ感が保てない物も出てくる。日本の工業製品ではあり得ない数字だ」と断言しています。強気です。

最終的に武田金型製作所は、誤差の中間点の寸法で製作し、グリップ感が著しい悪い場合は個別にサポート対応をするという方針を取りました。これにより「寸法が合わないんだけど!」というクレームは今の所ゼロなんだとか。

また、よりApple製品らしさを出す為に現在取り組んでいるのが、iPadと同じ表面加工であるアルマイト加工。この加工処理自体は外注のようですが、燕三条の高い技術力があってこそ美しい仕上がりになると武田金型製作所社は自負しています。



燕三条から世界へ

私はこの記事を読んで、日本の町工場の矜恃というかプライドを垣間見たような気がしました。

まるで世界一有名なガジェットを通じて、それを凌ぐ日本の町工場の技術力を誇示してるようで、同じ日本人としてどこか痛快さすら感じさせてくれる。「日本もまだまだやれるんだ」と。

B to Bな取り引きが主流の業界では、その技術力の高さが世間には伝わりづらい。そこでiPadという誰もが見聞きした事のある製品を通じて広く自らの技術力をアピールする手法は賢い戦略だし、とても意義のある事だと私は思います。

いつか世界中の人にこの高い技術力が認知されて「iPadのカバーなら燕三条の物に限るよね」なんて話すようになったらおもしろいだろうなぁ。


mgn ARMOR for iPad2 Aluminium(iPad2専用金属製カバー) アルミニウム製 mg-ipd2-001
mgn ARMOR for iPad2 Aluminium(iPad2専用金属製カバー) アルミニウム製 mg-ipd2-001


mgn ARMOR for iPad Aluminium(iPad専用金属製カバー) アルミニウム製 mg-ipd-001
mgn ARMOR for iPad Aluminium(iPad専用金属製カバー) アルミニウム製 mg-ipd-001


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