金属アレルギー 看護師 求人 大阪

世界一有名なカメラアプリを開発したチームが、巨大資本からの儲け話を蹴っとばし続けたワケ

Camera+ …the-ultimate-photo-app-e1292981987493

いいね。こういう男達はカッコイイわ。

大人気カメラアプリのCamera+がリリースから2周年を迎えました。

Camera+ 3.0.2(¥85)App
カテゴリ: 写真/ビデオ, ソーシャルネットワーキング
販売元: tap tap tap - tap tap tap LLC(サイズ: 21.9 MB)
全てのバージョンの評価: (600件の評価)


アプリ開発チームはブログでこの2年間を振り返っていますが、私達が想像したよりはるかに波乱万丈な道のりだったたようです。

tap tap tap ~ Happy Birthday, Camera+!



リリース当初から人気があり、今やApp Storeの殿堂入りを果たす程の同アプリですが、買い切りアプリという収益構造から法人としての運営は厳しい局面の連続だったようです。

その一方で、Camera+の技術力の高さに目を付けた様々な企業が買収の話を持ちかけてきました。その顔ぶれはZynga、Adobe、Googleとそうそうたるもの。最近ではTwitter社も買収の意欲を見せていたようです。またVC(ベンチャーキャピタル:出資をした企業の上場後のキャピタルゲインで収益をあげる投資集団)からの度重なる出資・増資の話もあったようです。

苦しい台所事情でありながら、彼らは全ての誘いにNoを突きつけ続けました。そしてブログでこう宣言しています。

何度も言うけど、VC(ベンチャーキャピタル)なんてクソったれだぜ!



聖域を守る為に

彼らが数々の企業買収や出資の話を断り続けた理由は極めて純粋です。

巨大資本に組み込まれ商業至上主義の下で開発を続ければ、いつしか自分達の思想に反する仕様も受け入れる必要が出てくるかもしれない。手塩にかけて育てたアプリが切り刻まれて、似ても似つかない物に変貌するのかもしれない。

そういったリスクと手にするであろう使いきれないお金を天秤にかけた時、彼らは自分達の開発ポリシーを守るという道を選んだわけです。

また彼らはFacebookに買収されたInstagramについて、FacebookがNASDAQの上場に失敗した(と彼らは感じている)結果と、それに伴う今後のInstagramの扱われ方を想像して、自分達の判断に間違いは無かったと考えているようです。

そして彼らのブログでは、以下のように締めくくられています。

Camera+のクオリティを高める為に、オレ達は永遠のスタートアップ軍団であり続ける!これからも期待しててくれ!



現時点で彼らの判断が正しいのかは誰にも分かりません。現に大手企業に買収される事を前提にアプリ開発を行っている開発チームさえあると聞きます。

ただ一つだけ言えるのは、自らのアプリを愛して愚直なまでにリリース当初の開発ポリシーを貫き続ける姿は何だかカッコいい。色々なアプリ開発者がいる中で、彼らのような存在もまた、アプリの多様化には必要な存在ではないかと私は思うのです。

(via:Tech Crunch)



管理者にだけ表示を許可する



Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...