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iPad mini はAppleの仲間達をも食い散らかす

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この製品のリリースが、後にAppleの転機となったと言われるかもしれません。

アナリストによるとiPad miniは従来のiPadとの間で需要のカニバリゼーション(共食い)が起こり、その影響で通常のiPadの販売台数が15~20%程度減少するだろうと予測しています。



Every five 'iPad mini' sales projected to cannibalize one full-size iPad

初代iPadがリリースされる際も同じ様に「MacBookシリーズと共食いになるのではないか?」と指摘するアナリストもいましたが、結局は杞憂に終わった経緯があります。

しかしPC市場におけるMacのシェアとタブレット市場におけるiPadのシェアとでは事情が全く異なっており、ほぼiPadが独占している現状においては「共食い」と揶揄されるのも十分に理解出来ます。


その他のApple製品への影響は?

またソースの記事では従来のiPadシリーズのみにフォーカスしていますが、私はその他のApple製品にも影響があるのではと考えています。

まず真っ先に思い付くのがiPod touchの存在です。iPod nanoを初めとする安価なMP3プレイヤーが多く存在する状況から見ても、iPod touchの主な利用用途はWi-Fi経由のビューアーだと思われます。でもこれってiPad miniと完全に被っていると思いませんか?iPod touchより大きなディスプレイでありながら、価格は同じ。うーん、危うしiPod touch。

またiPad miniに3Gタイプが発売されれば、iPhoneの需要に影響をあたえることも考えられます。そもそも7インチタブレットが注目を集め始めたのは、持ち運ぶのに調度良いサイズだったからです。iPadを持って外出する事に躊躇していたタブレットユーザーも、iPad miniなら気軽に持ち歩ける。「これだけ大きなディスプレイのビューアーがあれば、iPhoneではなく通話機能とメールが出来るフィーチャーフォンでいいや。」と考えるユーザーがいても何ら不思議ではありません。(従来のiPadでも同様の使い方をするユーザーは少なくありません。)

このようにiPad miniはAppleの製品ラインナップの隙間を埋める物ではなく、既存の様々な製品と競合しかねない物だとも言えそうです。


とはいえ後ろからヒタヒタと足跡が聞こえてくる昨今、Appleとしてもこの辺りを折り込み済みで製品展開せざるを得ない状況が、タブレット市場においてはあるのかもしれません。

いずれにせよiPad mini の登場は競合他社のみならず、Apple自身にも大きな影響を与えるプロダクトとなる事は間違いないと、私は思います。皆さんはどう思いますか?


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