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日経新聞はなぜ「ドコモからiPhoneが出る!?」という飛ばし記事を書き続けるのか? ブロガー目線から検証してみた

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photo credit: Gadgetmac via photopin cc

日経新聞は、ドコモからiPhoneか出る可能性を示唆する記事をWeb版にUPしました。

ドコモ、契約数5年ぶり純減 iPhone導入検討も (有料会員のみ閲覧可)

iPhoneを待ち望むドコモユーザーにとっては朗報と言えそうですが、ほとんどのユーザーはこう思ったに違いありません。

どうせまた日経だろ・・・

日経は過去に繰り返し「ドコモからiPhoneが出る!?」という記事を報道しており、今回でなんと4回目となります。

中には「インサイダー取引ではないのか?」との意見も出ているようですが、(実際に報道後にドコモの株価が上昇しています) ここは一つAppleブロガーらしく「なぜ日経はネタバレしている飛ばし記事を書き続けるのか?」という疑問を、ブロガー目線で真面目に検証してみたいと思います。



広告主へのアピール

真贋を問わず今回の記事は様々なサイト・ブログで紹介された事もあり、日経新聞Webが相当のPV(ページビュー:記事が読まれた回数)を得た事は間違いありません。Twitter等のRT数から見ても、瞬間的なPVは大手のIT専門ポータルサイトを上回っているでしょう。

日経新聞Web版には自社サイトのリンクとは別に、いくつかの広告バナーが埋め込まれています。これは広告主と直接契約するいわゆる月極バナーと呼ばれる物で、PVや広告クリック数、そしてコンバージョン率(リンク先の商品の成約率)よってサイトに広告料が支払われる広告モデルです。

新聞という媒体は今も昔も広告収入で成り立っています。広告料を決めるのは販売部数、そしてWebサイトにおいてはPVです。今回の記事は日経新聞において広告主へこの上ないアピールになったと言えるでしょう。例えその記事がタイトルだけの釣り記事であっても。


有料コンテンツへの導線

日経新聞Web版の収益の柱は広告収入の他に、有料登録ユーザーからの課金があります。多くのユーザーに有料登録してもらう為には多くの訪問ユーザーが必要となるわけですが、ここで一つ問題が。

企業のホームページから個人の日記を兼ねたブログに至るまで、世に言うWebページにおいて最も訪問ユーザーが多いのはGoogleやYahooといった検索ページからの流入です。Yahooの検索エンジンは現在Googleと同じ物を採用しており、サイト・ブログ運営者にとって「いかにGoogle検索から訪問ユーザーを呼び込むか」が大きな課題となっています。しかしこの点において、日経新聞Webは足枷がある事をご存知でしょうか?

日経新聞Webには、有料登録ユーザー以外は続きを見る事が出来ない記事が多く存在します。これがGoogle的には大きなマイナス要素であり、検索の順位においてペナルティとなるサイト構造だと考えられます。その結果、日経新聞は一般的なポータルサイトよりも検索エンジン経由の訪問がかなり少ないとみて間違いないでしょう。

サイト運営者が検索エンジン経由の訪問が期待出来ない時に取るべき手段は一つ、TwitterやFacebookを使ったバイラル(口コミ)マーケティングです。

私もApple系ブログを運営している身でありますから、iPhoneの注目度の高さについては理解しているつもりです。そしてそれがセンセーショナルな内容であればあるほど、TwitterやFacebookといったSMSを媒体として爆発的に広まっていきます。日経は今最も世間が興味のある話題の一つである「ドコモはiPhoneを提供するのか?」を利用して意図的にバイラルを発生させサイトへの流入を促していると考えられます。

ここからは完全に私の憶測になりますが、日経が過去にiPhoneに関する飛ばし記事をUPして世間の耳目を集めた直後に、バイラル効果で日経Web版の有料登録数が伸びるといった効果があらわれたのでしょう。一度だけのドーピングのはずが、昨今の新聞離れの煽りも受けて何度も繰り返さざるを得ない状況が出来てしまったのではないかと推測します。


日経新聞は何を得て、何を失ったのか

日経がドコモからiPhoneが出ると記事を出す度に「記者の妄想・捏造じゃねーの?」という声もあがりますが、これは恐らく実際にインタビューを行って記事にしたものでしょう。完全に捏造であれば、ドコモに簡単に否定されてしまうからです。

注目すべきは、今回の記事の中の「ドコモ幹部」という記述。

NTTドコモほどの大企業ともなれば、取締役を含む幹部数も相当数になります。その中に「iPhoneの取り扱いも止む無し」と考える人が数人いたところでなんらおかしくない。その内の一人に定期的にインタビューを行えば「ドコモからiPhoneが?」という記事ソースはいくらでも作れるというカラクリなのでしょう。

そして仮に「やっぱりドコモからiPhoneは出ないじゃないか!」という声が上がったとしても、以下のような保険の記事まで用意しており、そのマッチポンプ(用意周到)ぶりにはただ感心するばかり。

日経新聞:<東証>富士通が一時4%超下落 ドコモ「iPhone」販売の可能性で思惑

もっとも「NTTドコモが『iPhone』を販売する話は何度か浮上しては消えており実現性は不透明」(同上)という見方もあった。〔日経QUICKニュース(NQN)

ここまで来れば一連のiPhone記事が、功を焦った一記者の独断ではなく会社ぐるみで行っている事がご理解頂けたかと思います。

新聞社とは言え民間企業である以上、利益を追求するという姿勢は理解出来ます。しかしなりふり構わぬその姿勢に、少なからず失望した人がいる事を日経新聞は理解しているのでしょうか?一連の報道で日経新聞はPVと有料登録ユーザーを得た代わりに、報道機関として最も大事な「信用」を失った事を自覚するべきではないでしょうか。

Twitter:日経 飛ばし


一昔前は「ビジネスマンたるもの日経新聞ぐらいよんでおけ!」と上司に叱られたものですが、今後は「日経新聞を読むぐらいだったら自分でWebで情報を取得しろ!」と三流タブロイド紙扱いされる日が来るかもしれませんね。

あ、そう言っちゃうとタブロイド紙に失礼ですね。東スポあたりとか。

ブロガーさんとしての的確な指摘と感じました。
このような広い視点で状況を見直すと、就活生、新社会人は日経を読めという声もまた違った意味で、やはり一理あるかもしれないと思えます。日本を代表する経済系報道機関も、資本主義の原理には勝てないというビジネスという世界の現実を知り、社会人としての自覚を改めて持つきっかけになるからです。笑

2012.12.08 23:53 sakas #- URL[EDIT]

最近の日経は素人に書かせた方がマシってレベルの記事が多いですね。
私も大学時代、日経くらい読めと言われていましたが、今は正直、一番読む価値の無い新聞(というのも憚られますが)だと思っています。
ミスリードやデマの嵐で、なんだかもう、企業運営であることを大っぴらにしている「アフィブログ」みたいになっちゃってますもん。
自覚無しに書いてるっぽい記者も多いのが泣けます。

2012.12.12 23:14 ぬっこ #- URL[EDIT]

いまや「日経なんか読んでると馬鹿にされる」
と言われるほど記事に信頼性が無いほど日経の価値は無くなった。
産経新聞のほうがまだまともな記事が多いという凋落ぶり。
もはや読者は複数のメディアから記事を拾わないとアンテナを
錆びつかせるので、日経一択というのは危険な時代になった。

2012.12.13 01:28 蜜柑 #o3FgimTE URL[EDIT]

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